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外貨預金の基礎知識
- 外貨預金には、元本割れとなるリスクや手数料などのコストがあります。こちらを必ずお読み下さい。
特徴
外貨預金とは
外貨預金は、日本の通貨「円」ではなく、アメリカの「米ドル」など外国の通貨で預ける預金です。お預け入れいただいたお金に一定の利息がつくという基本的なしくみは日本円での預金と同じで、お利息も外貨でつきます。また、当行の外貨預金には、普通預金と定期預金があります。
外貨預金の魅力
外貨預金の金利は、その通貨を発行している国の金利水準が反映されます。金利水準は、その国の景気動向やインフレ率予想などさまざまな要因によって決まります。その為、現在のように日本の金利が低い状況では相対的に円預金より好金利となる場合があります。さらに、円から外貨に交換して預け入れた時の為替相場に比べ、外貨を再び円に戻して引き出す時の為替相場が円安になると、「為替差益」も期待できます。
外貨預金のリスク
反対に、円から外貨に交換して預け入れた時の為替相場に比べ、外貨を再び円に戻して引き出す時の為替相場が円高になると、「為替差損」が発生し、円貨ベースで元本割れとなるリスクがあります。また、外貨預金は預金保険の対象外です。
外貨預金にかかるコスト
円貨からのお預け入れ時および円貨でのお引出し時には、為替手数料がかかります。お預け入れ時、お引出し時には、為替手数料分を含んだ当行所定の「外貨預金預入相場」、「外貨預金払出相場」をそれぞれ適用します。
そのため、為替相場に変動のない場合でも「外貨預金預入相場」と「外貨預金払出相場」の差(往復の為替手数料分)がお客様のご負担となりますので、「為替差損」が発生し、円貨ベースで元本割れとなるリスクがあります。
(注)ただし、別途手数料がかかります。くわしくは「外貨預金に関わる手数料」をご覧下さい。また、お取扱いは本部への取り次ぎとなりますので、お申込日より3営業日以降のお渡しとなります。
税金
お利息に対して20%(国税15%、地方税5%)の源泉分離課税が適用されます。(マル優のお取り扱いはできません。)
平成25年1月1日以降、復興特別所得税が課され、20.315%(国税15.315%、地方税5%)の源泉分離課税が適用されます。
為替差益が生じた場合は、雑所得として確定申告による総合課税の対象となります。ただし、年収2,000万円以下の給与所得者のお客様で、為替差益を含めた給与所得および退職所得以外の所得が年間20万円以下であれば、原則として、確定申告は不要です。
為替差損が生じた場合は、他の黒字の雑所得から控除できます。ただし、雑所得以外の所得とは損益通算できません。
くわしくは、税務署または税理士等にご相談くださいますようお願い申し上げます。
用語の解説
円高・円安
円高とは、外貨に対して円の価値が上がることをいいます。例えば、今まで1ドル=110円だった為替相場が1ドル=100円になった状態を言います。1ドルのものを買うのに110円必要だったのが、100円で買えるようになった、つまりそれだけ円が強くなり円の価値が上がったので、円高(ドル安)と表現されます。
反対に円安とは、外貨に対して円の価値が下がることをいいます。例えば、1ドル=110円だった為替相場が120円になった場合は、円安(ドル高)になったといいます。
為替差益・為替差損
円を外貨に換えて外貨預金に預け入れた時の為替相場よりも円安になった時点で円に払い戻した場合、同じ外貨でも戻ってくる円が増えることになります。このように円から外貨、外貨から円という流れの中で発生する利益を「為替差益」といいます。
同じように円を外貨に換えた為替相場よりも、外貨を円に戻す相場が円高になっていると、同じ外貨でも戻ってくる円が減ることになります。このように円から外貨、外貨から円という流れの中で発生する損失を「為替差損」といいます。
仲値(TTM)
銀行などの金融機関が、外国為替市場の相場を参考に決定するお客様向け相場の中心値です。各銀行が独自に決定しているため、銀行によって異なります。仲値を決定する時間は銀行によりさまざまですが、京葉銀行の場合、外貨預金の適用相場は原則として窓口営業日の下記の時間に公示します。
取扱通貨 | 1回目(注1) | 2回目(注2) |
---|---|---|
米ドル・ユーロ | 9:00ごろ | 10:00ごろ |
豪ドル・英ポンド・カナダドル・ニュージーランドドル | 9:00ごろ | 11:00ごろ |
- 為替相場が急激に変動した場合等は、上記時間帯以外にも適用相場を変更することがあります。
- (注1)米ドル・ユーロは10:00ごろまで、豪ドル・英ポンド・カナダドル・ニュージーランドドルは11:00ごろまで適用します。インターネットバンキングのお取引には適用しません。
- (注2)窓口では15:00、ATMでは16:00まで適用します。インターネットバンキングでは銀行営業日の15:00まで適用します。銀行営業日15:00から翌銀行営業日9:00までの受付は、翌銀行営業日の本適用相場での予約取引となります。
外貨預金の為替手数料、適用相場
為替手数料とは、円を外貨に換える際、あるいは外貨を円に戻す際に銀行に支払う手数料です。銀行などの金融機関は仲値に一定の為替手数料を加味して外貨預金のお預け入れ時、お引き出し時に適用する為替相場を決めています。為替手数料は取扱銀行によって異なりますし、同じ銀行であっても通貨によって異なります。
京葉銀行では次の為替手数料を加味した「外貨預金預入相場」、「外貨預金払出相場」を適用します。
取扱通貨 | 為替手数料(片道) 窓口・ATM |
為替手数料(片道) インターネット |
---|---|---|
米ドル | 50銭 | 40銭 |
ユーロ | 75銭 | 60銭 |
豪ドル | 1円25銭 | 1円 |
英ポンド | 2円 | 1円60銭 |
カナダドル | 80銭 | 64銭 |
ニュージーランドドル | 1円25銭 | 1円 |
外貨預金のお取引に際してのご注意
※ 外貨預金には為替変動リスクがあります。
為替相場の変動により、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初お預入時の払込円貨額を下回る(円貨ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
※ 円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(引出時)は手数料(注1)がかかります。
円貨でのお預け入れおよびお引き出しの際は、手数料分を含んだ為替相場である当行所定の「外貨預金預入相場」、「外貨預金払出相場」をそれぞれ適用します。
したがって、為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料(注2)がかかるため、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初お預入時の払込円貨額を下回る(円貨ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
※ 外貨スウィングサービスでのお預け入れの際は手数料(注3)がかかります。
窓口・ATMでのお取引《為替手数料/1通貨単位あたり》
通貨 | (注1)為替手数料(片道) | (注2)為替手数料(往復) |
---|---|---|
米ドル | 50銭 | 1円 |
ユーロ | 75銭 | 1円50銭 |
豪ドル | 1円25銭 | 2円50銭 |
英ポンド | 2円 | 4円 |
カナダドル | 80銭 | 1円60銭 |
ニュージーランドドル | 1円25銭 | 2円50銭 |
インターネットバンキングでのお取引《為替手数料/1通貨単位あたり》
通貨 | (注1)為替手数料(片道) | (注2)為替手数料(往復) |
---|---|---|
米ドル | 40銭 | 80銭 |
ユーロ | 60銭 | 1円20銭 |
豪ドル | 1円 | 2円 |
英ポンド | 1円60銭 | 3円20銭 |
カナダドル | 64銭 | 1円28銭 |
ニュージーランドドル | 1円 | 2円 |
* 上記は、個人のお客さまがインターネットで外貨預金をお取引いただく際の為替手数料です。法人のお客さま向けインターネットサービスの為替手数料とは異なりますのでご注意ください。
外貨スウィングサービスによる外貨普通預金へのお振替《為替手数料/1通貨単位あたり》
通貨 | (注3)為替手数料 |
---|---|
米ドル | 40銭 |
ユーロ | 60銭 |
豪ドル | 1円 |
英ポンド | 1円60銭 |
カナダドル | 64銭 |
ニュージーランドドル | 1円 |
※ 外貨現金など外貨でのお預け入れおよびお引き出しの際は、原則、手数料がかかります。
例えば、外貨現金でのお預け入れおよびお引き出しの際は、1米ドルあたり2円、その他の通貨では最大で1通貨単位あたり8円(ただし、通貨種類により、お引き出しの際は1取引最低1,500円)。
その他の方法によるお取引については、お預け入れ・お引き出し方法やお取引時点の為替相場により異なるため、手数料等の金額およびその合計額、それらの上限額または計算方法をあらかじめお示しすることはできません。
くわしくは「外貨預金に関わる手数料」をご覧ください。なお、お取り扱いは、原則、お申し込み日の翌営業日以降となります。
※ 外貨預金は預金保険の対象ではありません。
※ くわしい商品内容は店頭またはホームページの商品説明書をご覧ください。
※ 外貨預金のお申し込みに際しては、「契約締結前交付書面兼外貨預金等書面」を十分にお読みいただき、外貨預金のしくみやリスク、手数料などの商品内容をご理解のうえ、お客さまご自身の判断でお願いします。
株式会社 京葉銀行