外貨預金とは、米ドルやユーロなど日本円以外の通貨で預金することをいいます。
円預金は、日本円を預入れて日本円で払戻します。一方、外貨預金の場合には、日本円を外国通貨に交換して預入れ、外国通貨を日本円に交換して払戻す取引に変わります。
※為替相場は、すべて参考値です。
異なる国の通貨を交換する場合、例えば1米ドルを日本円ではどれくらいで交換できるか基準がないと交換できません。この基準のことを「為替レート」といいます。
円高・円安という言葉、ニュースなどでよく耳にされると思います。
まずは、円高・円安の意味を確認しましょう。
※為替相場は、すべて参考値です。
外貨預金を活用するため、「為替変動の影響」と「外貨預金の金利」についてチェックしておきましょう!
例えば預入時のレートが100円だった場合・・・
※為替相場は、すべて参考値です。
預入時のレートよりも、払戻時のレートが円安になれば「利益」、逆に円高になれば「損失」になります。
つまり理想は・・・
ご注意ください
外貨預金は相対的に金利が高い通貨もありますが、近年は円預金と同水準の低金利が続いている傾向にあります。
為替相場の変動により、払戻し時の円換算額が預入時の円貨額を下回る(円貨ベースで元本割れとなる)可能性があります。
円貨でのお預け入れおよびお引き出しの際は、為替手数料がかかります。
円預金は、万が一金融機関が破綻した場合でも元本1,000万円までと利息が保護されますが、外貨預金の場合対象外となります。
外貨預金の利息
円預金と同じく、「復興特別所得税」を含め、20.315%の源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)がかかります。
為替差益(利益)/為替差損(損失)
為替差益は、雑所得として確定申告による総合課税の対象となります。(ただし年収2,000万円以下の給与所得者で、為替差益を含めた給与以外の所得が年間20万円以下の場合は、申告不要です。)
為替差損は、他の黒字の雑所得から控除できますが、雑所得以外の所得とは損益通算できません。
詳しくは、お客さまご自身で税務署または公認会計士、税理士にご相談ください。
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