社会全体の環境負荷低減と環境保全に取り組み、低炭素・循環型社会の実現を目指します。
豊かな自然を守るため、本業を通じた環境保全への取り組みやCO₂削減などに向けた取り組みを行っています。
サステナビリティ推進体制の高度化を図るため、頭取を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しました。
また、持続可能な社会の実現に一層貢献し、投融資業務を通じて地域やお客さまの課題解決に向けた取り組みを支援するため、2021~2030年度を目標期間とする「ESG関連投融資目標」を設定し、脱炭素社会の実現に向けては、「CO₂排出量削減目標」を掲げました。
「サステナビリティ委員会」では、2030年度をターゲットとする「ESG関連投融資目標」や「CO₂排出量削減目標」の進捗状況等を一元的に管理してまいります。
ESG関連投融資
目標実行額 | ESG関連投融資 累計7,000億円 |
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期間 | 10年間(2021年度~2030年度) |
対象の投融資 | 環境課題や社会課題の解決に向けた取り組みを支援・促進する投融資 |
CO2排出量削減目標
2030年度 | 2050年度 | |
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SCOPE1 (事業者自らによる直接排出) |
2013年度比 50%削減 | カーボンニュートラル 実質“ゼロ”を目指す |
SCOPE2 (他社から共有された電気・ 熱等の使用に伴う間接排出) |
さまざまなサステナブルファイナンスや環境関連商品を取り扱うことで地域の脱炭素化を推進しています。
2022年10月、脱炭素化に意欲的な民間事業者等の取り組みを後押しするという株式会社脱炭素化支援機構の趣旨に賛同し、同機構への出資を行いました。株式会社脱炭素化支援機構は、国の財政投融資(産業投資)と民間からの出資を資本金としてファンド事業を行う株式会社で、資本金を基に脱炭素に資する事業に対してエクイティ・メザニン等のリスクマネー供給を行い、巨額の民間ESG資金を脱炭素投資に振り向ける呼び水となることを目指します。
2022年4月より、千葉みなと本部の使用電力の全量を、東京電力エナジーパートナー株式 会社のトラッキング付きFIT非化石証書※1が付与された再生エネルギーに切り替えました。
これにより、年間約1,400t(2021年度のグループ全体における使用電力の約17%)のCO2排出量削減が見込まれます。これは、スギの木約10万本が1年間に吸収するCO2※2に相当 します。
本プロジェクトでは、SDGsの達成に向けて、「地域の環境負荷削減と環境意識の向上に貢献 したい」との想いで、千葉県内の皆さまを対象に、環境啓発活動を実践しています。
学生が後継者塾生※へSDGs取組事例や環境対策について講演した後、参加者同士でSDGsに関する意見交換を実施しました。
身近なエコについて考えてもらうため、学生や行員などから回収した衣服を1着50円で地域の住民に販売するとともに、売上金の全額を千葉大病院に寄付しました。