平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当行グループは、企業理念に「プラスαの価値を提供し、地域の豊かな未来をともに築く」を掲げ、長期ビジョンとして創立90周年に目指す姿である「お客さま満足度No.1のソーシャル・ソリューショングループ」の実現に向けて、経営資源の次世代化により社会課題の解決力を強化しております。
地域金融機関を取り巻く経営環境は、日本銀行の政策金利引き上げに伴う「金利のある世界」の定着とともに、地域金融力強化へ向けた一部地銀における再編や、デフレ・コストカット型経済から新たな成長型経済への移行が期待されるなど、大きな転換期にあると捉えております。
このような環境のもと、当行は2024年度より第20次中期経営計画「+αVision 90」フェーズ1~挑戦と変革~を推進しており、本年度は計画の最終年度となります。社会課題の解決力強化に向け、成長エンジンの再構築を図る3年間と位置づけ、「人財ポートフォリオの再構築」「地域特性に応じた戦略的店舗展開」などの改革に挑戦するとともに、お客さまお一人おひとりに寄り添った「敷居のない、日本一親切な銀行」を目指し、地域の皆さまの課題解決に取り組んでおります。
こうした取り組みの結果、2026年3月期決算は、貸出金利息の増加を主因に資金利益が伸長したほか、伴走支援による与信関連費用の抑制などにより、単体、連結ともに当期純利益は過去最高を更新いたしました。
また、第20次中期経営計画が順調に推移していることに加え、金利環境が計画よりも高い水準で推移し、今後も一定程度の上昇が見込まれることなどを踏まえ、本年2月に財務KPIを上方修正しております。本中期経営計画においては、連結ROE(株主資本ベース)を6.5%、連結当期純利益を190億円とし、長期ビジョンの最終年度である2032年度においては、それぞれ10.0%以上、350億円以上といたしました。
計画達成に向けて、これまで進めてきた営業改革、人財改革、経営基盤改革の3つの改革をさらに深化させ、オンリーワンの課題解決型営業をより一層強化してまいります。
京葉銀行グループはこれからも地域の皆さまの想いに寄り添い、未来をともに考え、高い付加価値を提供していく存在であり続けられるよう全力を尽くしてまいります。今後も変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
2026年6月