金融機関コード:0522

トップメッセージ

プラスアルファで、未来をともに。プラスアルファで、未来をともに。

取締役頭取熊谷 俊行

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

私たちを取り巻く経営環境は、人口減少や少子高齢化といった構造変化に加え、サステナビリティへの意識の高まりやデジタル化の進展といった歴史的な構造転換により、変革が進むとともに、そのスピードも加速しています。さらには、コロナ禍を経た人々の行動様式や企業活動の変化を背景に、地域社会やお客さまの課題は、年々多様化・高度化していくことが予想されます。

このような環境変化が激しく将来の予測が難しい時代にあって、京葉銀行グループでは、2023年3月に迎えた創立80周年を契機に、あらためて私たちの存在意義や使命を見つめ直すとともに、いかに地域社会やお客さまの課題解決を実現していくかについて、「全員参加型」をテーマに議論を深めてまいりました。その結果、企業理念を再定義し、判断に迷う時の羅針盤としてグループ全従業員の進むべき方向を明確化しました。グループ全従業員が企業理念を意識し、行動することで、企業価値最大化へ繋げてまいります。

また、京葉銀行グループが持続的な成長と企業価値の向上を実現していく上で、将来ありたい姿を示し、その姿への到達を目指していくべきとの考えから、創立90周年に目指す姿を長期ビジョンとしてバックキャスト思考で策定しました。2024年4月よりスタートした第20次中期経営計画は、長期ビジョンの実現に向けたフェーズ1として、成長エンジンの再構築を図る3年間としております。今回策定した長期ビジョンおよび第20次中期経営計画では、金利のある世界への転換に加え、労働力の流動化など、機会と脅威の変化も捉えつつ、次世代勘定系システムの稼働や営業現場の人材強化など、これまで積み上げてきた、「経営資源の次世代化」を推し進めてまいります。そして、創立90周年には、社会課題の解決を起点にプラスαの価値を提供する「お客さま満足度№1のソーシャル・ソリューショングループ」を目指してまいります。

2024年4月

金融犯罪にご注意ください。
金融犯罪はあなたも被害者になるかもしれません