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Posted on February, 2021

知っている人は得をする、知らない人は損をする!?
キャッシュレス決済

キャッシュレス決済への注目度が高くなっています。諸外国と比べると日本はキャッシュレス化が遅れているとの指摘もあり、国もキャッシュレス化を推進するポイント還元事業を実施した経緯があります。

時代の流れがキャッシュレス決済に向いていたところに、コロナ禍によって「現金を触らない決済」、それどころか「何も触らなくても決済ができる」という特性を持つキャッシュレス決済への注目度がさらに高まることとなりました。

単に利便性が向上することや衛生的であることに加えて、キャッシュレス化を促進するキャンペーンなども続々と登場していることもあり、この機会にキャッシュレス決済を始めようと思う方も多いのではないでしょうか。そこで当記事では、今さら聞けないキャッシュレス決済の基本から知っておきたいメリットと注意点、そしてキャッシュレス決済を始める方法について順序だてて解説していきます。

京葉銀行のスマホ決済サービスについて
くわしくはコチラ

今さら聞けない、キャッシュレス決済の基本

日本では最近普及が始まったような印象を受けますが、すでに世界ではキャッシュレス決済の普及が進んでいます。北欧や中国のキャッシュレス化はよく知られていますが、特にキャッシュレス先進国といわれるスウェーデンでは、教会への献金や有料の公衆トイレもほとんどがキャッシュレス決済になっているそうです。

日本でもキャッシュレス決済は浸透しています。クレジットカードやデビットカードでの支払い、「おサイフケータイ」「ナナコ」などのサービスを利用した支払いもキャッシュレス決済です。電車に乗るときのICカードや高速道路で利用するETCカードなど、すでに日本でもキャッシュレス化が進んでいる分野は少なくありません。

しかし、現在注目されているのはこうした既存の仕組みに加えて、新たに多くの事業者が参入しているスマホ決済です。画面にバーコードを表示させて読み込むことで支払いを完了できるので、何も触ることがなく衛生的でコロナ禍の新しい生活様式と親和性も抜群です。

知っているとオトク度もアップするキャッシュレス決済のメリット5つ

国が旗振り役になってキャッシュレス化を推進していることもあり、キャッシュレス決済を導入するとさまざまなメリットがあります。ここではキャッシュレス化をすることによる5つのメリットをご紹介します。

① ポイント還元

キャッシュレス決済サービスを提供している運営会社のポイントシステムや、クレジットカードを紐づけた場合のポイントシステムなど、キャッシュレス決済には何らかのポイントシステムが導入されています。これらのポイントは同じ金額を現金で支払っても付与されないので、実質的な割引です。

② 各種キャンペーン

キャッシュレス決済サービスを提供している業者同士やカード会社同士の競争など、サービスの利用者囲い込みを意図したキャンペーンが頻繁に開催されています。こうしたキャンペーンを利用するとポイントの付与率が増額され、期間限定のプレゼントが当たるなどのメリットがあります。

③ 銀行口座を知らなくても送金できる

人から人へ送金をするには銀行口座への振り込みが一般的でしたが、スマホ決済サービスには個人間の送金機能があります。口座番号は個人情報なので教えるのに抵抗がある人であっても、スマホ同士の送金サービスならその場で送金ができるのでとても手軽です。

④ 決済方法によってはとても衛生的

コロナ禍の時代だからこそ注目されているのが、スマホ決済が非接触型決済であることのメリットです。コロナ禍が収束したとしても、今後は不特定多数の人が触れるものに抵抗を感じる人が多くなることを考えると、さらにキャッシュレス決済が普及するかもしれません。

⑤ ネットサービスを利用している人はさらに便利になる

ポータルサイト大手やネットショッピング大手などの企業が手掛けているキャッシュレス決済サービスを利用すると、それぞれのネットサービスとの連携が図られています。ネット上の買い物にキャッシュレス決済と同じ口座を利用でき、キャッシュレス決済で貯めたポイントを買い物に使うこともできます。すでに多くの人が何らかのネットサービスを利用しているので、それらとキャッシュレス決済をうまく組み合わせると利便性がさらに向上します。

キャッシュレス決済を安全に利用するための注意点3つ

とてもメリットの多いキャッシュレス決済ですが、その一方で注意点が3つあります。いずれもセキュリティに関連する注意点です。お金を取り扱うサービスだけに現金を取り扱うのと同じセキュリティ意識を持つことが重要です。

① セキュリティ上のリスク

現金による決済にはお金を盗まれたり奪われたりするリスクがありますが、同様にキャッシュレス決済にも紛失や盗難といったリスクがあります。クレジットカードの盗難やカード情報のスキミングといった犯罪行為、不正利用を騙るメールを送り付けてキャッシュレス決済に必要な情報を窃取して不正使用する「フィッシング詐欺」など、犯罪も「キャッシュレス化」が進行している意識を持ちましょう。

② スマホの不正操作

スマホによるキャッシュレス決済の普及が進んでいますが、こうした時代にはスマホを紛失したり盗まれたりすることが、二次的被害につながることを留意しておかなければなりません。第三者の不正操作を防ぐために端末ロックをかけておくことはもちろん、万が一紛失や盗難が起きたときに備えて、遠隔操作でロックや初期化ができるようにしておきましょう。

③ 決済アプリの脆弱性

スマホ決済のためには各決済サービス運営会社のアプリをインストールする必要がありますが、こうしたアプリの脆弱性を狙った犯罪行為が起きる可能性を否定できません。もちろん運営会社もその問題に目を光らせており、脆弱性が見つかったらアップデートによって問題を解決しています。そのため、スマホ決済に使用するアプリは自動アップデートを有効にして、常に最新のものを利用するようにしましょう。

キャッシュレス決済を始めるのはとても簡単

これまでキャッシュレス決済を利用したことがない方も、今からでも簡単に始められます。クレジットカードを持っている方は買い物やサービス利用時にカード払いをするだけですし、「Suica」や「ICOCA」といった交通系ICカードを電車利用などに使いたい方は、券売機で500円のデポジットを支払って購入するだけで利用可能です。

そして本命のスマホ決済についても、基本的には「決済に必要なアプリをインストール」⇒「銀行口座を登録する」⇒「銀行口座から残高をチャージする」という3つの操作をするだけで、スマホ決済を利用できるようになります。

京葉銀行でもスマホ決済サービスを提供しています。以下のスマホ決済サービスが利用可能なので、これらの決済サービスに必要なアプリをインストールして京葉銀行の口座を登録、そこから残高をチャージするだけで利用可能になります。

<ご利用可能な決済サービス>

  • LINE Pay
  • PayPay
  • 楽天Edy
  • メルペイ
  • pring

京葉銀行のスマホ決済サービスについての詳細は、以下のページをご覧ください。

京葉銀行のスマホ決済サービスについて
くわしくはコチラ


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