2020年に入行した若手行員の3人に、就活のことから入行後のことまで、気になる話を聞きました。
金融業界を志望した理由を教えてください
- 瀧本さん:
- もともと営業職に興味があり、中でも金融業界の営業はお客様の潜在的なニーズを把握して引き出すことに魅力を感じました。例えば、のどが渇いている人に水を売るのは簡単ですが、金銭的な問題が絡むことはなかなか人に話しにくいため、お客様との信頼関係の構築が重要となる金融業界の仕事に魅力を感じたのがきっかけです。
- 中村さん:
- 私も瀧本さんと同じで、流れ作業のような接客ではなく、お客様とじっくり向き合える仕事に就きたいと考えていました。金融業界ならお客様一人ひとりと深く付き合っていけますし、話しにくい部分について話せる信頼関係を長い期間かけて築き上げられる達成感や、やりがいを感じたいなと思い、金融業界を志望しました。
- 城野さん:
- 「お金」は誰にとっても大事なものですよね。けれども、私自身お金に無頓着だったというか、振り返ってみると今までお金という存在について真剣に考えたことが本当に無かったと気付いたのが金融業界を選んだ理由でした。その中でも銀行は、個人から法人のお客様まで幅広く、さらに法人の業種も様々なのでたくさんの出会いが望めます。私は、「出会いの数だけ人生の学びが得られる」と考えていることもあって銀行に絞り込みました。
- 瀧本さん:
- 私もそうでしたが、就職活動をしている学生の方の中には、やりたいことが決まってない人は意外と多いと思います。けれども、銀行は色々な業界への企業融資や投資信託、保険など様々な商品を取り扱えますので、一つに絞らず多くの業務に携わることができる魅力があります。もう一つは、皆さんが言うようにお客様と深く長いお付き合いができること。例えば、教育、結婚、住宅の購入、老後など様々なお金を使うライフイベントがありますが、お客様と長いスパンで深く関わっていけるのも地域に根ざした銀行のやりがいですよね。
- 中村さん:
- 一緒です!私、「金融業界の中でもどこがいいんだろう」と迷って、他業界のインターンシップにも参加しましたが、銀行なら保険、投資信託、貯蓄など幅広くお客様に提案できますし、よりお客様に合った提案ができるのがやりがいにつながると思いました。それと、瀧本さんも話されているように、人生の節目節目にお客様と関われることは非常に魅力的です。

京葉銀行を選んだ理由は何ですか?
- 城野さん:
- 私、大学院で自然科学の研究をしていたんです。
- 一同 :
- そうなんだ?!(驚)
- 城野さん:
- 学部卒であれば金融業界に進んだ人はいますが、院卒ではなかなか珍しかったです。私は就活で化学品の商社を受けましたが、どうして京葉銀行を選んだかというと、就活の軸にしていたのが「女性が活躍できる場所」でした。私は営業職を希望していますが、地方異動がなくて女性でも営業として活躍が見込めるところを条件に挙げていたところ、京葉銀行はそれらを兼ね備えている場所として自分の中でもしっくり来たので、ここしかないと一本に絞ったんです。
- 瀧本さん:
- 城野さんの言うように、女性が活躍できるということは、つまり風通しのいい職場であるとか働きやすい職場だということですよね。京葉銀行で取り入れている「サンクスカード」もその一つかもしれません。例えば、営業で飛び抜けた成績を上げれば褒められるのは当然ですが、その裏側で事務をがんばってくださる人たちに「ありがとう」とサンクスカードを贈る制度は、京葉銀行の風通しの良さを象徴していますね。そこに魅力を感じたことと、やっぱり地元の千葉県を支えたいこと、大きな転勤がないので長い目で自分のライフプランを立てやすいのもいいなと思いましたね。
- 中村さん:
- 私は、大学3年時から京葉銀行のインターンシップに何度も参加しましたが、お会いした先輩行員の方々がとても親身になって優しく接してくださったことが京葉銀行に志望した理由です。特に3年時の終わりに参加したインターンシップでは、学年が一つ上の内定者の方から就職活動に向けてどのように取り組むべきか、面接時の対応などのアドバイスなどをいただき、模擬面接の練習にまで付き添っていただけたことに感動しました。本番ではそのアドバイスがとても役立ちましたし、一緒に参加していた他大学の学生とも仲良くなって今では同期として入社しています。インターンシップではたくさんの先輩の方と出会えますし、コミュニケーションを通じて京葉銀行のアットホームな雰囲気をとても感じました。

現在の仕事について教えてください
- 中村さん:
- 私は、配属当初は支店のATMや両替機などの現金を管理する業務を任されていましたが、現在は窓口業務を担当しています。様々な年代のお客様と出会い、接することで自分自身の成長を日々感じています。また、お客様と直接対話できますので、自分の仕事がお客様の生活にどのように関わっているのか目に見えてわかることも業務の魅力です。
- 瀧本さん:
- 私も窓口を担当しています。銀行の窓口は、ハイテラーとローテラーの二種類あり、私はハイテラーとしてお客様の入出金やお振込み、両替など比較的すぐに終わる手続きを対応しています。窓口業務は、お客様と一番近い場所ですので、手続き以外にもお客様のニーズをお伺いして自分なりに様々な商品を提案することもあります。お客様から喜ばれるような提案ができた時は、とてもやりがいを感じられます。
- 城野さん:
- 私は、預金後方という窓口の後ろで事務を行う仕事を担当しています。窓口から回ってくるお金の引き出し、預入や新規口座開設など、基本業務から為替関係の処理を行っています。中村さんや瀧本さんと比べてお客様と接することは少ないですが、電話でのお問い合わせも多くありますので、お客様から「ありがとう」と言っていただけることにやりがいを感じますし、業務を通じて銀行の流れが見えるのも魅力です。一方で、私の業務も現金の取り扱いが絡みますので、例えば、自分のミスによってお客様の会社へご迷惑をかけてしまう可能性もありますので責任重大です。
- 中村さん:
- 窓口業務も、同じご要望のお客様はいらっしゃらないので、その都度お客様に合った対応やご提案をするのは難しいですし、一日があっという間に過ぎていく感じです。本当に一つひとつ新しいことを覚えていかなければなりませんし、だからこそ自分自身の成長が不可欠でもあり、それがやりがいでもありますよね。
- 瀧本さん:
- 窓口だけではなく銀行の業務全体に言えますが、伝票の記入漏れや口座番号が一桁違うだけで違う所に振り込んでしまうといったミスがあるので、確認作業は本当に大事ですよね。銀行は信用を売りにしていますが、ミス一つで信用が壊れてしまいます。私たちはまだ一年目だけど、お客様からすると一年目の銀行員もプロだと思われているので早く一人前になりたいです。
- 中村さん:
- 京葉銀行は新入行員ながらも責任ある仕事を任せてくれますよね。私も入行してすぐの頃に、これまで見たことも触ったこともないほどの現金を管理しましたが、その時に銀行員として責任と自覚をもって働かないといけないと実感しました。プレッシャーを感じることもありますが、先輩方は周りをすごく良く見てくださっていて、アドバイスも的確ですし、何を聞いても親身に教えてくださいます。本当に良い方ばかりです!
- 城野さん:
- 私は、新しいものを積極的に取り入れようとする風土が好きです。銀行の女性行員は必ず制服を着用しているイメージが強いですが、私たち新入行員にも適用されているオフィスカジュアル制度をいち早く導入したりとか。
- 瀧本さん:
- エリア制の導入もそうですよね。これまでの渉外営業は支店に在籍していましたが、各支店をエリアごとに集約することで効率的に横のつながりを高めるのも画期的だと思います。

将来の目標は何ですか?
- 瀧本さん:
- 私が入行した理由は、ローンや融資だったり、金融商品の販売などさまざまな経験ができるからです。まだどれにするかは決めていませんが、ゆくゆくは専門的な知識を磨いて、誰にも負けないような自分の武器を見つけて仕事したいなと考えています。
- 中村さん:
- 私は、じっくりお客様と向き合いながら信頼関係を作って、長く一緒にいろんなことを考えていきたいです。今はまだ、本当に目の前のことでいっぱいいっぱいですが、一人でも多くのお客様に最適な資産運用のご提案など、自分自身の知識を磨いて、「この人に聞けば安心」とお客様に思っていただけるような銀行員になりたいです。
- 城野さん:
- 私は、いろんなことができる銀行員になることが目標です。学生時代は、化学一筋で勉強と研究をしてきました。国内外での学会発表などを経験し、サイエンスの世界がどんなものかを学べたと思っています。これからは、金融という新たな業界でたくさんの人と出会い、営業のスキルや金融知識などを勉強することで、将来的にどんなこともできる人間になりたいです。
- 瀧本さん:
- 学生の皆さんに一言あります?
- 城野さん:
- 就活をこれまでの自分を振り返るいい機会にしてもらいたいです。自分が本当にやりたいこと、将来の夢などをしっかりと見極めて就活してください。企業説明会に参加することも世界を知り、広げる良い機会になります。そして、少しでも気になることがあれば、「そんな知識ないから」とあきらめないでください。自分の可能性は自分で広げるものだと思います。
- 中村さん:
- このような社会情勢の中で、就活は本当に大変だと思いますが、後悔のないよう思ったことや考えたことを企業にぶつけてみてください。京葉銀行のインターンシップは、オンラインでも多くの先輩行員とコミュニケーションが取れますので疑問や不安を解決できるいい機会になると思います。それと、京葉銀行は研修内容も充実していますので積極的な姿勢があればどんどん成長できます。私たちの年代もオンラインでの研修でしたが、コンテンツがとても充実しているので心配ありません。
- 城野さん:
- 個人的な感想ですが、オンライン研修は時間の有効活用ができ、効率的で良かったですよね。
- 瀧本さん:
- 私も同感です。あと、京葉銀行の福利厚生は非常に充実していてワークライフバランスについてしっかり考えられていますので、安心して働ける環境です。
- 中村さん:
- ぜひ、皆さんと一緒に働ける時を楽しみにしています。