
求める人材
常務執行役員 人事部長
渡辺 聡子
watanabe satoko
当行は1943年に創立し、80年以上が経ちました。創立以来地域経済発展のため、お客さまと信頼関係を築き、地域のお客さまと共に成長してきたことは誇りです。また、2024年に企業理念「プラスαの価値を提供し、地域の豊かな未来をともに築く」をすべての役職員が参加する形であらためて定義するとともに、私たちが大切にする3つの価値観として、『お客さま第一』『挑戦と成長』『チームワーク』を定めました。
『お客さま第一』~すべての原点をお客さまのために~という価値観は、時代がどれほど移り変わろうとも、決して変わらない精神です。一方で、それを貫きつつ、創立90年、100年とその先へ向け持続的に成長していくためには、変化し続けていく必要もあります。少子高齢化による人口減少など先行き不透明な環境の中で、お客さまのニーズはますます多様化・高度化しています。顕在化した課題はもちろん、お客さまが気づいていない潜在的なニーズや課題にもソリューションを提供し、これまで以上に地域やお客さまから選ばれる企業となるために、当行は自らを変革させていきます。

企業理念を実現し、地域の未来を創造していく力の源泉は、人材一人ひとり、そして人と人との繋がりです。『挑戦と成長』という価値観に表されるように、当行には、積極的な挑戦を後押しする風土があります。また、様々なバックグラウンドを持った多様な行員が、成長し続けることのできる環境こそが、企業としての成長を支える土台であると考えています。私自身も、これまで多くの上司・同僚に支えられながら成長してきた実感と感謝の気持ちがあります。風通しの良い組織で多様な人材が、私たちの強みである『チームワーク』を最大限発揮し、地域のお客さまを支え続けられること、そしてお客さまからの信頼と感謝が自分の成長に繋がることが、当行で働く一番の魅力だと思っています。

学生の皆さんに期待することは大きく三つあります。一つめは「主体的に考えて行動する力」です。いかに良い環境があったとしても、それを活かして成長していくのは人材一人ひとりの意志であり、行動であるからです。二つめは「コミュニケーション力」です。お客さまとの会話を通じて課題を発信するために欠かせない力です。また、上司や同僚と連携し、『チームワーク』を発揮するためにも大切だと考えています。三つめは「共感力」です。相手の考えや想いに対して共感できる人、また同時に相手からの共感を得られる人です。そうした人は、お客さまやともに働く行員から多くのことを学び、周囲から協力を得ることにも繋がると考えるからです。
変化の激しい時代に臆するのではなく、積極的に捉えて楽しんでいく強さが今、私たちには求められています。柔軟な発想で未来に挑戦しようとする、気概を持った人材に出会えることを楽しみにしています。

