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Posted on January, 2021

「貯蓄」だけでは損をする?
資産運用と防衛に役立つ金融商品6選

金銭面で将来や老後に備えるための手段として美徳とされてきたのが節約と貯蓄です。無駄遣いをせず将来にお金を残すことは大切ですが、それだけでは時代遅れになりつつあります。
理由はマイナス金利が続く日本では、貯蓄でお金が増えない状態が長らく続いているからです。人生100年時代といわれるほど長生きをすることが珍しくない今、老後に向けて準備しておく資金額が大きく変動する可能性もあります。

当記事では豊かな将来や老後のために資産運用を提案します。資産運用というとお金を増やすことばかりに目がいきがちですが、資産運用には資産を防衛する役割もあります。増やすだけでなく、守るための資産運用の観点から、知っておくべき金融商品6つをご紹介します。

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「現金資産のみ」の危うさ

お金が足りなくなるのを防ぐために、お金を貯めておく。このこと自体は間違いではありませんが、その「お金」が今と同じ価値を持ち続けるとは限りません。モノに対してお金の価値が相対的に下がることをインフレといいますが、日本は長らくその逆のデフレ傾向が続いてきたため、物価上昇が起きている印象は薄いと思います。

「先月は100円で買えた缶ジュースが今月は1,000円になった」といった話を聞くようになれば、それはインフレが進行しています。日本ではインフレが起きていないためにお金の価値が下がっておらず、貯蓄しておけば安心だと思われがちですが、世界にはそうではない国が数多くあります。

コロナ禍のダメージを抑えるために世界各国では大規模な金融緩和政策がとられており、通貨発行量は増え続けています。お金が増え続けるとインフレを起こしやすくなるので、インフレに備える意味でも貯蓄以外の選択肢を持っておく重要性が高まっています。

マイナス金利が続く日本では、貯蓄でお金が増えない状態が長らく続いています。お金を増やすためには他の運用方法に目を向ける必要があるわけですが、それだけではなくインフレに備える資産防衛の観点からも資産運用は有効です。

資産を増やすのに役立つ金融商品4つ

当記事では資産を「増やす」ことと「守る」ことに分けて、それぞれの役割に適した金融商品をご紹介します。ここではまず、資産を増やす視点から考えられる選択肢を4つご紹介します。

① 投資信託

投資信託とは、資産運用のプロであるファンドマネージャーが投資家から集めたお金を運用し、そこで得られた収益を投資家に分配する仕組みです。投資信託が投資対象としているのは株や債券、不動産、商品などと幅広く、それぞれの金融商品に対する専門的な知識がなくてもプロに運用を任せることで利益を狙うことができるメリットがあります。

先進国の債券や株などリスクが低い一方でリターンも控えめとされるものから、新興国の株や不動産などリスクが高い一方で高いリターンが期待できるものまで、幅広い投資信託から運用目的に応じて選ぶことができます。

② 国内外株式(ETFとJ-REITも含む)

日本や海外など証券取引所に上場している株やETF、REITなどへの投資も選択肢が広く、目的に応じて使い分けしやすい金融商品です。ETFとは投資信託のなかでも上場している銘柄群のことで、REITとは不動産を運用対象とする投資信託のことです。東証に上場しているREITはJ-REITと呼ばれ、ETFも含めて株と全く同じ感覚で売買が可能です。

個別株やETF、REITともに値動きによって利益を狙える銘柄や、配当(分配金)の利回りが高い銘柄など特徴もさまざまです。

③ 外貨預金

銀行が提供している預金サービスで、日本円から外貨に両替をして外貨で預金を保有する運用手法です。海外には金利の高い国があり、その国の通貨で預金することで高い金利が期待できますが、両替時の為替リスクを考慮する必要があります。しかし、日本円以外で資産を持っておくことは「日本円の価値が低くなる」ことへのリスクヘッジになります。

以前はオーストラリアやニュージーランドをはじめとする高金利通貨での外貨預金が人気でしたが、コロナ禍の影響もあって金利の高い国が少なくなってしまいました。為替リスクを考慮すると、リスクとリターンが見合わない金融商品になっています。

④ 国債、社債

国債は国の債券、社債は企業の債券です。いずれも「借金の証文」であり、それを購入することで利息を得ることができます。他の金融商品と比べると元本保証や事実上の元本保証となるものが多く安全な運用商品ですが、一方で金利は低いため「増やす」よりも「守る」ための金融商品である側面が強くなっています。

資産を守るのに役立つ金融商品2つ

次に、現金以外の資産を持っておくことで資産防衛に役立つ金融商品を2つご紹介します。

① 金(ゴールド)

投資の世界には、「有事の金」という言葉があります。有事とは戦争や恐慌など世界を揺るがす大きな事態を指しますが、感染症のパンデミックも含まれます。新型コロナウイルスのパンデミックが世界的な問題となるなか、金(ゴールド)の価格が2020年9月に史上最高値を記録しました。

金自体に利殖効果はないので資産が増えるわけではありません。コロナ禍でも「有事の金」が機能していることが証明されたことを考えると、資産の一部をインフレから守る意味でも金を保有する価値はあるでしょう。

② 不動産

不動産は賃料収入を狙うビジネスなので「守り」だけが目的ではありません。現金ではなく不動産で資産を保有することは資産防衛だけでなく相続税の節税効果もあります。不動産投資が他の投資と大きく異なるのは、金融機関からの融資が利用できる点です。全額すべてを自己資金ではなく融資を利用して不動産を運用するため投資効率が高く、将来に向けてリタイア後の収入源を確保できることなどさまざまなメリットがあります。

不動産というと既存の土地や建物がある人だけの専売特許だとのイメージもありますが、今では区分マンションといってマンションの一室単位で物件を運用する形も一般的です。会社員ながら不動産投資家を兼業する「サラリーマン大家」と呼ばれる人も多くなりました。

大切なのは自分に最適なポートフォリオ

当記事では6つの金融商品をご紹介しましたが、これら以外にもハイリスクな選択肢としてFXや仮想通貨取引などがあります。中長期的にお金を「増やす」「守る」ことを主眼に置いた場合、ミドルリスク以下が最適であるため、条件に合致する6つの金融商品に絞ってご紹介しました。

現金だけで資産を保有する貯蓄だけだと、せっかく貯めた資産が経済情勢の変化によって実質的に目減りしてしまうリスクがあります。お金を増やす金融商品としてご紹介したなかで債券以外は数%の利回りが期待できます。インフレによる資産の目減りから資産を守りつつ、将来に向けて資産を増やしていくことも可能になります。

大切なのはどれか1つに絞り込むのではなく、資産を複数の金融商品にわけて運用し、「増やす」「守る」のバランスを保ちつつ資産増加と安全確保を両立していくことです。こうした資産運用の内訳のことをポートフォリオといいます。人にはそれぞれの資産規模、目的などの事情があります。その事情に最適なポートフォリオを組み立てることが、「貯蓄だけ」のリスクを解消します。

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