京葉銀行
2021
8/07

銀行に相談してみよう!
銀行で扱っているローンには
どんなものがある?

ライフイベントローン
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ホーム銀行に相談してみよう!銀行で扱っているローンにはどんなものがある?

ローンを利用したことがない人にとって借り入れをすることは抵抗感があるのではないでしょうか。ローンというと審査に通った人しか利用できない敷居の高いものと感じている人もいるかもしれません。しかし利用方法によってはさまざまなメリットもあります。そこで今回は、「どんな理由でローンを使っているのか」「ローンにはどんな種類があるのか」「銀行でローンを利用することで得られるメリット」について解説します。

ローンは、手持ちの資金がない際に利用できる便利な金融サービスです。ローンと聞くと住宅ローンやマイカーローンなど利用目的がはっきりしており、まとまった金額を借りて返済するイメージが強いかもしれません。しかし利用目的が自由で生活資金が不足したときや旅行などのイベントでちょっとしたお金が必要になった際に、利用できるカードローンやフリーローンなどもあります。

また急にお金が必要になった際に信頼できる金融機関から借り入れようと思う人もいます。2020年3月31日に一般社団法人全国銀行協会が発表した「銀行カードローンに関する消費者意識調査」によると、銀行カードローンの借り入れ意向がある人は約20.8%でした。つまり約5人に1人が銀行カードローンに興味を持っていることがうかがえます。

また実際に銀行カードローンを利用している人の内訳は、男性が68.7%と多くさらに50~60代の利用者が多いことが特徴です。一方、女性は年代別で見ると同様に50~60代が多く男女ともに50代以降の人における銀行カードローンの利用が多いことが分かります。また借り入れの動機で多いのは以下のような内容です。

  • 日常な生活費の支出増加を補うため:25.5%
  • レジャー・趣味・娯楽を楽しむため:23.7%

意外と身近な理由で利用している人が多いことが理解できるのではないでしょうか。

ローンが利用できるのは、基本的に20歳からとなっているため、20歳以上であれば何らかのローンを利用することができます。例えば20~30代であれば会社の部下上司や知人友人などの結婚式など冠婚葬祭などで急な出費が発生する場合があるでしょう。そういったお金を一時的に工面する手段としてローンの利用を考える人もいます。

ローンを利用する際には、利用する目的がはっきりと決まっている場合であれば住宅ローンやマイカーローンといった目的ローンを選択するのが一般的です。しかしそうでない場合は、利用目的の幅が広く少額から利用できるカードローンやフリーローンなどを選んで利用することも検討してみるとよいでしょう。

住宅ローン・マイカーローン

住宅もしくは車の購入を目的として利用するローンです。高額融資となりがちなため、利用の際には金融機関へローンを申し込んで審査を受ける必要があります。銀行は、ローン申込者の年収や勤務形態、勤続年数などの属性をチェックし融資してもよいと判断した場合にのみ融資を行います。住宅ローンの場合は、購入する住宅を担保にするケースが多いですがマイカーローンの場合は担保が不要です。

ただし住宅ローンに比べてマイカーローンは、融資限度額を低く設定している分金利が高かったり返済期間を短くしていたりするのが特徴です。

教育ローン

高校や大学進学などにかかる資金調達を目的として利用するローンです。入学金や授業料以外にも下宿やアパートの入居費用、制服代、仕送り資金などにも利用できます。融資限度額は、金融機関によって異なりますが、医学部や歯学部など学費が高い大学向けの商品では1,000~3,000万円程度のまとまった金額も申し込みすることが可能です。

金利や返済期間は、マイカーローンと同程度となっています。

事業者ローン・ビジネスローン

事業資金や開業資金の調達を目的として利用するローンです。利用目的が特殊なため、借りることができる人も企業や個人事業主などに限定されます。金利がカードローンと同程度と高めですが「保証人や担保が不要」「審査から融資までの期間が短い」といった点が特徴です。

フリーローン・カードローン

利用目的が決まってなくても利用できるローンです。例えば生活資金などに利用することもできます。ただし事業用資金や投資目的としての利用はできません。カードローンは、契約時に借り入れ上限額が設定され、その範囲内であればいつでも好きな金額を借りたり返済したりすることができます。返済方法の種類も多岐にわたるため、借り入れから返済までの利用のしやすさが魅力です。

一方、フリーローンは利用目的はカードローンと同じく自由ですが、まとめて一括の融資を受け毎月決まった金額を返済していくタイプのローンです。何回も借り入れができるカードローンと異なり、フリーローンの借り入れは1回という点が異なります。またフリーローンはカードローンと比べて金利が低めに設定されていることも特徴です。

ローンは、金融機関から見れば「お金を貸し出す」ことですが、利用者側から見れば金融機関からお金を貸してもらい返済していくことを指します。金融機関は、金融サービスとして融資を行っていることからローンの利用に関して利息を設定しているのです。一般的に住宅ローンのように融資金額が多く返済期間が長い場合は金利を低めに設定しています。

逆に融資金額が少なく返済期間も短いローンであれば、金利は高く設定される傾向です。またローンを利用する側は、借りたお金と利息を合わせた金額を返済期日に返済する必要があります。

ローンの具体的な活用方法を見ていきましょう。ローンには、上述の通りさまざまな種類があります。なかでもフリーローンは、原則として利用目的が自由なため、突発的な出費などのライフイベントに備えて借りておくことも可能です。例えば「近いうちに車検があるけれどその費用を工面するのが難しい」というときもあるでしょう。

そんなときには、フリーローンで借り入れ後々分割して返済していくということも方法の一つです。またカードローンをボーナスや給料前の一時的な資金不足を補ったり自己啓発のための資格取得費用として利用したりすることもできます。さらに家のリフォームが必要になった際には、リフォームローンを利用することも選択肢の一つです。

リフォームローンは、住宅ローンとは異なり融資限度額が低い点がデメリットですが、無担保で借りることができるというメリットもあります。また金融機関によってリフォームローンは、住宅ローンと1本化できる商品もあるため、現在住宅ローンを返済中であればリフォーム金額を上乗せしリフォーム一体型として借り換えができるかを検討することもよいでしょう。

銀行でローンを申し込むメリットは、何といっても取り扱っているローンの種類が多いことです。カードローンで比較されることが多い消費者金融では、住宅ローンや教育ローンなどの取り扱いは行っていません。またローンの種類が多いということは、それを組み合わせて利用することができ、将来まとめて1本化することもできる可能性もあるでしょう。

ローンを利用する際には、申し込むときだけでなくその後のことも考えて借入金額などを決める必要があります。無計画に複数のローンを計画してしまうと、毎月の返済が厳しくなり多重債務者となりかねません。管理という面でも大変かつローンの種類によって金利も異なるため、できれば1本にまとめて返済を行うほうが効率的です。

また銀行でのローン利用の際には、「取引状況によって金利を優遇してもらえる」といったメリットもあります。最近ではネット銀行の登場により手続きがWeb上で完結できるケースも多い傾向です。手続きをインターネット上で行えるほか、問い合わせについてもコールセンターで対応しています。また平日窓口で相談できない人のためにローンプラザのような時間外や休日に利用できる窓口を用意するなど利用しやすい取り組みを進めている金融機関も増加傾向です。

そのため今後銀行でのローン利用を検討しているのであれば、メインの取扱銀行で複合的な取引を行っていくことでメリットを享受できる場合もあるでしょう。

銀行で扱っているローンの種類はさまざまです。自分のライフスタイルに合った利用を行うことで毎日の生活にゆとりが生まれ、使い方によっては非常に有意義なものとなります。ローンの選択に迷ったときは、信頼できる銀行や普段から利用している銀行へ相談することで最適なローンの紹介や効率の良い利用方法を教えてもらえることが期待できるでしょう。

銀行と有効な関係を築くこともローンを賢く利用する方法の一つです。

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