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その他のお知らせ

2016/04/07

県内中小企業へのコンサルティングの取り組みについて

~認定支援機関などの外部機関を活用し、事業性評価を実施!~
~当行主導による認定支援機関受付は150件に到達!!~

 株式会社京葉銀行(頭取 小島信夫)は、地方創生への取り組みの一環として、外部機関を活用し県内中小企業へのコンサルティングに取り組んでおりますが、その概要について、お知らせいたします。

【背景など】
 京葉銀行では、課題を抱えるお客さまに対して、条件変更等による資金繰り支援に留まらず、国の施策である経営改善計画策定支援事業を活用し、経営改善に向けた支援を行っています。
 具体的には、国から認定を受けた「認定支援機関」の資格を有する中小企業診断士協会等(※1)の専門家と連携し、経営改善を図ろうとするお客さまの経営改善計画策定の支援を実施しています。
(※1)主に、千葉県中小企業診断士協会と、また案件毎には千葉県信用保証協会とも連携した対応を実施しています。なお、平成28年1月18日(月)には、当行と前述の2つの協会による合同勉強会も開催し、共に同じ目線による案件の具現化を図っています。

【特徴など】
 経営改善計画の策定に際しては、財務諸表等による「財務面」だけではなく、事業内容の把握、強みや改善点、成長可能性など「事業面」をも分析し、事業性評価を実施することで、各企業の体力に見合う対応が可能となり、成長ステップへのサポートを実施します。
 この成長ステップへのサポートにより、県内各地域の中小企業の活性化、そして地方創生へと繋げていきます。

【実績】
 平成27年度の外部機関の活用実績が、目標(75件)に対し100%達成しました。
 そのうち、認定支援機関の活用は8割を超えています。
 また、平成25年4月以降3年間の県内の認定支援受付累計においては、当行主導による取り扱いが150件となり、県内の認定支援の受付件数に大きく寄与しています。
 なお、本実績に際しては、主に千葉県中小企業診断士協会との連携(※2)により、効果的な活用が図られています。
(※2)平成27年4月7日(火)、千葉県中小企業診断士協会と中小企業を連携して支援するための連携協定を締結し、体制を整備しております。


【具体的事例】
○創業50年以上になる老舗旅館(南房総市/客室10室以上)のケース

目的:取引先企業の事業の内容や成長可能性等を適切に評価(事業性評価)し、融資や本業支援等を通じて、地域産業・企業の生産性向上や円滑な新陳代謝の促進を図り、地方創生に貢献していくことを目的としています。

対応:・同地域の多くの同業者が売上減少傾向にあることから、当行と外部専門家にて、コンサルティングならびに事業性評価を開始。
    ・売上増加のため、老朽化設備の更新と客室の改装を行い、客単価向上を目指す。
    ・新たな借り入れの発生がともなうことから、改めて事業性評価を実施し経営改善計画を策定、現状の収支に適した返済を検討。
    ・3者による協議の結果、一部既存借り入れと新規借り入れを1本化し、返済額の増加を抑え、体力に見合う対応を実施。
     既存借り入れ 29.4百万円 →→ 毎月返済額 1.5百万円
     新規借り入れ 30.6百万円
     合計     60百万円     →→ 毎月返済額 1.5百万円
    ・今後、収支が安定したところで、さらなる修繕の実施についても、同計画に盛り込まれている。


 京葉銀行は引き続き、産業全体や取引先企業の課題・ニーズの的確な把握等を踏まえた事業性評価を実施し、地方創生に貢献すべく取り組みしてまいります。