■債券の利回りと価格

 債券の利率は、基本的には、発行される時点における金利水準をもとに、その発行体の信用度を加味して決められます。固定利付債の場合、発行時に決められた利率は満期まで変更されません。
 
 したがって、発行後に金利水準が上昇すれば、既に発行されている(低い利率の)債券の魅力が相対的に低下し、債券価格も低下すると予想されます。反対に金利水準が低下すれば、既存の(高い利率の)債券の魅力が相対的に上昇し、債券価格も上がると考えられます。
 
 このように、一般に、既に発行されている債券の市場価格は「金利水準が高くなると価格が安く、金利水準が低くなると価格が高くなる」関係にあります。また、この債券価格の変動幅は満期までの期間が長い債券ほど(変動利付債の場合は次回の金利の見直し日までの期間が長いほど)大きくなる傾向があります。