■会社を辞めると年金資産はどうなるのですか?

 会社を辞める場合は、今までに確定拠出年金(DC)で積み立てた資産を、次に自分の対象となる制度(企業型または個人型)に非課税で移換することができます。

事  例
移換などについて
転職先企業がDCを実施している場合 転職先企業のDC制度へ移換されます。
転職先企業に既存の企業年金はあるがDCが実施されていない場合 個人型に移換され、新たな拠出ができない運用指図者になります。
転職先企業にDCを含む企業年金が一切ない場合 個人型に移換され、年間18万円まで自分で拠出できます。
会社員が自営業者となり加入継続を希望する場合 個人型に移換され、国民年金基金と併せて年間81.6万円まで自分で拠出できます。
会社員が自営業者となり加入継続を希望しない場合 個人型に移換され、新たな拠出ができない運用指図者になります。
公務員やサラリーマンの配偶者(専業主婦)になった場合 個人型に移換され、新たな拠出ができない運用指図者になります。

 移換するにあたっては、基本的に退職時の全資産を持っていくことができますが、勤続年数が3年未満の場合は、規約に定められている企業への返還額を除いた額が移換できる額になります(3年以上勤務していれば、全額移換できます)。また、加入年数が3年以下または資産の残高が50万円以下の場合に限り、確定拠出年金制度から脱退し、一時金として年金資産を受け取ることもできます。逆にいうと、加入年数が3年以上になった場合は、その時点で年金を受け取る資格を得ることになります。