■確定拠出年金に加入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 1つは、自分の受け取る年金資産の状況が一目でわかるようになっていることです。確定拠出年金では、加入者毎の年金資産を管理する口座が、運営管理機関に作られますから、加入者は、この口座内容をいつでも確認することができます。

 また、確定拠出年金制度では個人の資産内容が明確になっているため、転職などをしても転職先が確定拠出年金を導入していれば年金資産の移換が容易であるという特徴があります。既存の年金制度のように離転職した場合に当事者が不利益(年金を受け取るまでには長期間勤めなければならないなど)を被る心配もなく、雇用の流動化が進展してきているこれからの時代にふさわしい制度であるといえるでしょう。

 また、運用で得た収益は非課税になるほか、年金を受け取る際に一時金で受け取る(一度に全額受け取ること)場合は退職所得課税、年金形式で受け取る場合は公的年金等控除の適用が受けられるなど、税制上の優遇措置が受けられる点も大きなメリットです。