■海外金利と債券の利回り

 日本経済の国際化に伴って、債券市場の国際化も急ピッチで進み、内外の資金交流が活発になってきています。そのため、わが国の債券の利回りは、海外の金利との格差、特にアメリカの金利との格差の拡大・縮小の影響を受けるようになっています。

 例えば、アメリカの金利が高くて日本の金利が低いと、投資家はより高い利回りの商品で運用しようとして、アメリカの債券等への投資を積極化します。この結果、国内の債券を売却する投資家が増えると債券の価格が下がり、利回りが上昇することがあります。逆に、アメリカの金利が低下(または日本の金利が上昇)し、日米金利差が縮小すると、日本債への投資が増え、国内の債券の利回りが低下することがあります。