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社会人になると会社関係などの不幸でお通夜やお葬式に参列する機会がぐっと増えてきます。
お通夜・お葬式は非常にナイーブな場であり、ある意味では、結婚式よりも失敗の許されない場であるともいえます。周囲を不快にさせない最低限のマナーや常識は、社会人として最低限の素養。
“いざ”というときに焦らず対処できるようにしておきましょう。 |
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まずは上司に指示を仰ぐこと。また、社内の「慶弔時の規定」も同時に確認し、それに則って社員としての対応をしましょう。 |
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不祝儀袋の選び方 |
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不祝儀袋の表書きにも決まりがあります。
通夜から三十五日の法要までなら、「御霊前」。それ以降は「御仏前」と記入します。
神式の場合は「御神前」「御玉串料」、キリスト教はカトリックなら「御ミサ料」、プロテスタントな「御花料」となります。表書きにはフルネームで名前を、裏面には住所と金額を記入します。また、中袋にも記入が必要で、住所・名前・金額を記入します。遺族と面識のない場合は、勤務先なども書き添えるのを忘れずに。
不祝儀袋を渡す際は、ふくさや風呂敷に包んでいくのが礼儀ですので、用意をしておきましょう。 |
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「御霊前」はどの宗派、宗教でも使えます。ただし蓮の花入りは仏式。 |
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連名は3人までが基本。記入の順番は、上下関係がある場合には、目上の人が右側に来るように。遺族と面識がない場合は、名前の右肩に小さく住所や勤務先名を記入。 |
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◆ ふくさ… |
表裏二枚合わせ、または一枚物で方形に作った絹布。
主に進物の上にかけたり、包んだりするのに使用されます。 |
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不祝儀(香典)の金額 |
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故人が会社の関係者であれば、社内の「慶弔時の規定」にしたがいます。
しかし、不祝儀(香典)の金額は、本来、故人や遺族との関係や、さらには自分の年齢、立場、周囲の状況によって違うので、一概にはいえません。周囲と相談するなどして、金額を決めるとよいでしょう。結婚式のご祝儀と同様、偶数の数字や4、9は避けます。
ご祝儀と異なる点は、新札を避けること。新札の場合は、折り目を入れておきましょう。 |
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上司や同僚の身内の不幸に対する香典の額は、3,000円か5,000円が一般的なようです。 |
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