久谷 真理子(くたに まりこ)
(株)プラチナ・コンシェルジュ
ファイナンシャル・プランナーCFPR/住宅ローンアドバイザー
慶応義塾大学卒業後、都市銀行において融資業務に従事。FP取得後は、ライフプランから見た住宅ローンや相続・不動産・資産運用などの相談業務および、実行支援業務を行う。また、各種セミナー講師をつとめる他、Webサイト・新聞・雑誌等で情報発信をしている。
「お得」な住宅ローンはどうやって選ぶ?
「お得な住宅ローンって、どうやって選んだらいいですか?」と、たびたび聞かれます。大きな借り入れを前に、少しでも得をしたいと思うのは自然なこと。「お得」に差がつくポイントを整理してみましょう。
まずは、以下の4つのコストでお得に差がつくと心得えましょう。
(1)金利
(2)借入手数料
(3)保証料
(4)団体信用生命保険料
金利に関心がないという人はまずいないでしょう。少しでも低い金利で借入れをしたいと誰もが考えています。
その一方で、借入手数料、保証料、団体信用生命保険料については、あまり関心がない人が少なくありません。しかし、借入手数料には、借入額に関わらず31,500円といった定額タイプもあれば、借入額の2.1%といった定率タイプも。保証料と団体信用生命保険料は、要・不要が金融機関やローンの種類によって異なり、それが数十万円の差に!必ず確認しましょう。
次に、銀行の個性が光るお得に注目します。
最近は、住宅ローンの利用で、キャッシュバックやギフトカードのプレゼント、お買いもの割引などのサービスを提供する銀行が少なくありません。何かとお金のかかる住宅取得時には一段と魅力的にうつります。
銀行によっては、給与振込や投資信託などの取引に応じて、借入手数料や、他のローン利用時の金利の優遇といったサービスを行うところも。これらは、ひとつの銀行とじっくりお付き合いしてこその特別なお得ですね。
繰上げ返済がしやすいかどうかも選択のポイントになるでしょう。手数料がかからなかったり、手続きが簡単だったりすると、繰上げ返済のハードルが下がります。その気軽さから、返済のゴールを少しずつ前倒しすることもできそうです。
住宅ローンとは長いおつきあい。大切なのは、自分にとってのお得は何か、そしてそれがいつまで続くのかを確認することです。目先だけではなく、少しでも多くの、そして長く続くお得をいっしょに作っていける銀行を選びましょう。

