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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

浅沓

浅沓(あさぐつ)

神社で神官が祭事の際に履いているのが「浅沓」です。一見、木をくりぬいて漆を塗ったような頑強な作りに見えますが、実は底と中敷をのぞいた部分は和紙でできています。木型に和紙を貼り付け、形を作り、漆を繰り返し何度も塗ってツヤと硬さをだしていきます。すべての作業が手作業のため、熟練した職人の腕をもってしても一足仕上げるまでに1ヵ月かかるといいます。
今では樹脂製の浅沓も多くなり、この和紙と漆だけで浅沓を作る職人は全国でも数人となってしまいました。本展示品は、伊勢神宮に納められている沓と同様の昔ながらの和紙を使った製法で作られています。