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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

裂織

裂織(さきおり)

「裂織」は、その漢字が表しているように、裂いた布を織って作り上げたものです。
昔、木綿はとても貴重なもので、破れた衣服もはぎ合わせて使いました。それでもいよいよ使えなくなってしまった布を細く裂き、経糸(たていと)に麻を張り、緯糸(よこいと)にこの裂いた布を織り込んで「裂織」と呼ばれる布を作り上げたのです。その織目は非常に詰まっていて風を通さず、漁師たちや北国で愛用されました。
現在もその技は受け継がれ、古布を使った芸術として新たな命が吹き込まれています。今回は古い「裂織」と現代作家の手による新しい「裂織」を合わせて展示しています。

<特別出品 谷田部 郁子(やたべ いくこ)>
2002年 第1回 全国裂織展 入選
2003年 織成賞 第4回 現代に生きる手織物作品展 入選 
2004年 第2回 全国裂織展審査員賞
2004年 第78回 国展 入選
2005年 第3回 全国裂織展 入選
2006年 第80回 国展 入選
たんたんと工房主宰(2001年〜)
現在、松戸市を中心に作家活動、教室を展開されています。今回は本展示のために、寒色の古裂織と対する暖色の裂織作品を制作していただきました。