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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

金魚鉢

金魚鉢(きんぎょばち)

金魚の原産地は中国で、室町時代の末期に日本に伝わりました。やはり最初は上流階級にしか許されない贅沢品でした。元禄時代になると金魚屋ができ一般にも売られるようになりましたが、まだまだ高価で贅沢禁止法に触れるほどでした。しかしその後、養殖の技術が向上することにより、金魚の飼育が武士や町民にも広まりました。文化年間(1804年〜1818年)には江戸の町に露店が出たり、天秤棒を担いだ金魚売りが歩くようになりました。金魚の飼育は大変流行し、立派な金魚鉢やガラスの容器なども作られ売られていました。金魚を飼うことが粋な時代だったのです。金魚鉢が置いてあるだけで金魚が美しく泳ぐ姿にしばし暑さを忘れることができます。まさしく夏を涼しく過ごす知恵であるといえましょう。