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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

虫籠

虫籠(むしかご)

一般的に人間は左脳で言語を、右脳で音を処理しているとされていますが、日本人は音を左脳で処理しており、昔から自然の音や動物の声を言葉の一種としてとらえてきたといわれています。日本人が虫の声を聴いて美しさや季節などの情緒を感じることができるのはその脳の特性があるからこそなのです。平安時代の貴族の間には美しく鳴く鈴虫やコオロギなどを虫籠にいれ、その音を愛で、虫にちなんだ歌を読み遊ぶという習慣がありました。竹製の虫籠はその風通しのよい見た目から、そしてその中にいる虫の声から涼を感じることができます。それも日本人がもつ独特の感性によって生まれた知恵なのです。