閉じる

京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

絽

絽(ろ)

絽とは織物の一種で、その織り方により、折り目に絽目という隙間ができます。その隙間によって風通しがよくなるため、夏用の正装の着物や外出着に使われました。しかし通気性があるとはいえ、実際のところ絽の着物は着ている人が涼を得るというより、その絽目の上品さから、それを見る人が見た目に涼しくさせられるということに意味があります。盛夏に着物を重ねて正装するというのはどうしても暑いものです。しかしどうせ暑いならば見た目は涼やかにしようという心は、日本人の粋な知恵を表しているといえましょう。