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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

風鈴

風鈴(ふうりん)

風鈴は元々、中国で物事の吉凶を占う道具が仏教とともに日本に渡り、魔除けとして使われた風鐸というもので、その風鐸の音が聞こえるところでは災いが起こらないといわれていました。平安、鎌倉時代には銅製の風鈴を縁の下などに下げることで疫病神をはらっていたという記録があります。江戸時代になり、ガラスの風鈴が作られるようになりましたが、当初は非常に高価なものとして珍重されていました。ガラスの製法技術が向上することで、だんだんと値段も安くなり庶民の間にも広がり、その涼しげな音色から夏の風物詩として定着しました。風鈴の音によって風を感じその風情を愛で、夏の暑さをひと時でも忘れて楽しもうという心はまさに日本ならではの知恵といえるでしょう。