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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

野点籠

野点籠(のだてかご)

野点とは戦国時代の大名が野外で狩などをして遊ぶことで古くは野掛といわれていました。野外で茶会を催すことも含まれていたため、外で自然の風物と接しながらお茶を点てることを野点というようになりました。特に暖かく花が咲く春は野点に適した季節です。茶の湯というと作法が難しいというイメージがありますが野点は客をもてなすことが第一であり、とりたてて作法があるわけではありません。季節を楽しむための場所を選んだり、客のために心を配ることに知恵を絞り、そこに楽しみや面白みがあります。野点のためのお茶道具は野点籠といい、お茶を点てる茶碗と茶筅、お茶を入れる器の棗、棗から茶をすくう茶杓を携帯用に籠にいれたものです。持ち運びのために小ぶりに作られ、茶杓は折りたためるなどの工夫がされています。