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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

黄

黄(き)

山吹:やまぶき

山吹の花の色にちなんだ色名です。古来より和歌に多く歌われる花で、春の終わりに咲きます。鮮やかで赤みが強く、平安時代から黄色を代表する色です。

黄蘗:きはだ

山に自生する黄蘗というミカン科の木の内皮を染料としたことからこの色名がつきました。防虫効果があったため、写経用の和紙を染めるためにも使われました。

刈安:かりやす

イネ科のススキに似た植物「刈安」を乾燥させて作った染料で染めた色です。八丈島の織物として有名な黄八丈は八丈刈安が使われています。

朽葉:くちば

その名の通り落ちて朽ちた葉のような色です。平安時代から使われていたといわれ、秋に着る服に使われました。

楊梅:やまもも

山桃は中国名で楊梅と書き、その樹皮は古来より染料として使用されてきました。染色後に耐水性が増すことから、漁網などを染めていたと言われています。

<黄瀬戸>

黄瀬戸は桃山時代に美濃でつくられた黄色のやきものです。この黄色は鉄分であり、色を出すためには、鉄分の多い葉を灰にして使います。向付(むこうづけ)、鉢、花入、香合(こうごう)や酒杯など、茶会席の器が多くつくられました。