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京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

涼炉

涼炉(りょうろ)

中国明代の文人墨客が自由にお茶を飲む「煎茶趣味」に、江戸の文人たちが憧れて確立した煎茶道。こまごまと道具が楽しいものです。涼炉で湯を沸かします。
涼炉は円筒形の部分の道具を指します。外壁に風を送る風口があり、内側に炭を納めます。
上部の受け口の形が直線の一文字炉式と、今回の展示品のような三つ山のある三峰炉式とに大別されます。磁器や金属製のものも見られますが素焼きのものが多いようです。
涼炉の上にのせられている急須のような形をしたものを「ボウフラ」と呼びます。これはポルトガル語でカボチャのことを意味し、姿が似ていることからつけられた名前だと言われています。
また、涼炉の下に敷いてあるものは「炉台」と呼ばれるものです。直接床に火や灰がこぼれないようにするためと、畳や敷物への熱を遮断する目的で使用されます。