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本店ショーウィンドーギャラリー平成30年

平成30年4月~7月

風趣

<寄木細工>
神奈川県足柄下郡箱根町
制作:露木和孝
寄木細工は、様々な木材の色や木目をいかし、寄せ合わせて精緻な幾何学文様を作る工芸品です。 寄せ合わせた様々な文様の板は「種板」といわれ、これをもとに細工されます。細工方法は2種類あり、種板を薄く削って貼り付ける「ズク貼り」と、種板自体を加工した「ムク作り」があります。
展示品は、色とりどりの木材を使い、伝統の麻の葉亀甲模様にしたくず箱です。麻の葉模様は古来より魔除けとされ、亀甲模様は縁起の良い吉祥文様とされています。


<西陣織>
京都府京都市
製造 龍村美術織物
西陣織は、先に染めた糸を色柄などに織りあげる伝統工芸品です。西陣織の名は、室町時代に起こった応仁の乱の西軍の陣の跡、つまり西陣という地名が由来です。展示品は、龍村美術織物のテーブルセンターです。法隆寺に伝来する国宝の文様を復元し、新しい構図にした獅子狩文錦です。古の文様が、美と格調の高さを今に伝えます。


<肥前びーどろ>
佐賀県佐賀市
製造 副島硝子工業株式会社                         
肥前びーどろは、佐賀市の重要無形文化財に指定されているガラス工芸です。展示品は、佐賀で愛される酒器の肥前燗瓶です。ガラスを空中で吹き成形する宙吹きのなかでも「ジャッパン吹き」という伝統技法で作られます。2本のガラス竿を同時に扱う「二刀流」は、肥前びーどろの稀有な技術です。艶のある滑らかな肌合いと美しい形は、お酒を味わい深く楽しめます。


<美濃焼>
岐阜県土岐市
製造 カネコ小兵製陶所
美濃焼は、日本一の陶磁器生産量を誇る岐阜県の焼物です。展示品は、美濃焼の中でもガラスのような透明感のある質感と、漆器のような艶と深みを持つ「ぎやまん陶」のお皿です。ガラスを意味する外来語の「ぎやまん」の名のとおり光を反射させ、素地の組織が綿密で耐久性がある器です。料理が映える菊花の美しいデザインが、日常を趣深いものにしてくれます。


<房州うちわ>
千葉県南房総市
製造 太田屋
房州うちわは、京都の京うちわ、香川の丸亀うちわとともに、日本三大うちわのひとつです。南房総の細く、しなやかな女竹を使い、1本の竹を接ぐことなく、節の先から48~64本に細く割いたものが骨となります。21もの工程の伝統技術で作られ、窓と呼ばれる半円の中に細かく割かれた竹が美しく並ぶのが特徴です。展示品は、浴衣地を貼ったうちわと絞りの和紙を貼ったうちわです。

平成30年1月~3月

冬を感じる

陶器 千葉県  起源:昭和時代
千葉県佐倉市で、毎年千葉県在住や出身の作家が出展するクラフトフェアが開催されています。首都圏に近いながら、その豊かな自然に囲まれた環境が、多くの芸術家の創作活動を促しており、陶器の世界でも作家や陶芸教室が増えています。

瀬戸焼 愛知県  起源:平安時代
瀬戸焼は、愛知県瀬戸市とその周辺で生産される陶磁器の総称であり、平安時代から続く六古窯のひとつで、現在も東日本で最大級の陶磁器の産地となっています。日本で初めて釉薬を用い、土の焼物の中でも黄瀬戸、織部、志野といった有名な陶器から、石から作る磁器まで幅広く、伝統の文様から現代的なデザインまで生産されています。

高崎だるま 群馬県  起源:江戸時代
高崎だるまは、群馬県高崎市で作られています。眉毛は「鶴」、鼻から口髭は「亀」を描き、顔に吉祥を表現し、「福だるま」「縁起だるま」とも呼ばれています。蚕が繭を作るまでに4回脱皮し、古い殻を割って出てくることを「起きる」といい、昔から群馬県の養蚕農家では、七転び八起きのだるまを大切な守り神としてきました。

秀衡塗 岩手県  起源:平安時代
秀衡塗は、岩手県平泉で藤原秀衡が京より職人を招いたことが始まりです。黒、朱、金を基調とし、菱形の金箔を使い、漆絵でデザイン化した草花が描いてある秀衡文様が特徴で、素朴ながら華麗な味わいを見せます。藤原氏滅亡以降数百年の歴史は未だ定かではありませんが、再び江戸時代より漆器作りが盛んになりました。

紅 山形県  起源:室町時代
紅花は、山形県米沢市の名産品です。栽培は中世末期以降から始まったとされ,近世になり紅花の代表的な産地となりました。江戸時代、紅花から作る紅餅は、山形では染織などには加工されず、もっぱら京都に運ばれていました。最上川中流域の最上紅花は高品質で知られ、金と同等の価値を持っていたのです。

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