閉じる

京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

曲げわっぱ

曲げわっぱ(まげわっぱ)

大館曲げわっぱの制作は、江戸時代、大館藩主により奨励され盛んになりました。その後、新潟や関東、京都へも流通し、その技術は今に伝わっています。天然秋田杉を薄く剥ぎ、曲げる加工は、均一な厚さになるよう両端をそれぞれ薄くする工程が大変難しく、出来栄えを左右する大切な技術です。柔軟性と強度を持つ天然秋田杉は、日本三大美林* のひとつとされています。近年、天然杉が減少し、伐採が禁止されました。そこで職人、組合と秋田県立大学が加工の難しい造林杉(ぞうりんすぎ)を材料に使えるよう共同研究を進めています。展示品は、「柴田慶信(しばたよしのぶ)商店」制作の天然秋田杉のお櫃(ひつ)です。ご飯の水分を、杉の白木が吸収することで、カビがつきにくく、殺菌性もあり、常温でも翌朝まで美味しさを保つことができます。

*日本三大美林とは木曽ヒノキ、青森ヒバ、秋田杉です。