閉じる

京葉銀行本店ショーウィンドーギャラリー

浮世絵

浮世絵(うきよえ)

和州吉野から桜の苗木が移植され、江戸庶民の観桜(かんおう)の名所として、飛鳥山や隅田堤などとともに花見客で賑わいをみせた御殿山〔品川区北品川付近〕。展示品の浮世絵は葛飾北斎作『冨嶽(ふがく)三十六景』より『東海道品川御殿山(とうかいどうしながわごてんやま)ノ不二』。彫師(ほりし)は菅香世子、摺師(すりし)は鉄井孝之、版元は東京伝統木版画工芸協同組合です。江戸寛文年間(1661-73)頃の花見の様子を描いたもので、満開の桜とともに、波一つない江戸湾や木々の間からのぞく富士の姿など、雄大かつのどかで華やいだ花見の雰囲気が感じられる作品です。