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京葉銀行千葉みなとショーウィンドーギャラリー

棗

水墨画(すいぼくが)

水墨画は、墨一色のみを用い、墨色の濃淡の調子、にじみ、かすれ、などを表現したものを指します。展示品は宮本武蔵が描いた『枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず)』 の複製水墨画です。題材は、権力を誇示するような鷲や鷹などではなく、鵙(もず)、枝振りの立派な松ではなく枯れ木でした。鵙は武蔵自身を、枯木(こぼく)は剣を思わせる一幅(いっぷく)です。「武蔵にとって絵は、兵法の真髄を獲得するための手段のひとつであった。対象物を見抜く洞察力とその再現であるこの作品に見られる筆の冴えは、余技の枠を越え、絵師としての力量を示すに余りある」 と、このように評されています。