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千葉みなとショーウィンドーギャラリー平成27年

平成27年10月〜12月

秋言葉/秋色

『赤蜻蛉(あかとんぼ)』/褐色
♪夕焼け小焼けの赤とんぼ~♪別名アキアカネ、8月末になるとトンボが飛び始め、秋の到来とともに色を茜色に変えていき ます。それに合わせるように、赤味を増す夕焼けの茜色。代表的な日本の秋色といえるでしょう。

『紅葉錦』/紅葉色(もみじいろ)
織物をはじめ、様々な物に紅葉の色は取り入れられ、日本では昔から広く愛されてきました。また最近では日本の鮮やかな紅葉狩りが、世界的な注目を集めています。

『秋深し』/黄色
「秋深し」という晩秋を意味する言葉。芭蕉の句を連想しますが、句の中では正しくは「秋深き」です。地面を染める赤や黄の落葉は晩秋の風物詩。ただ黄葉も紅葉も “こうよう”と読みます。古来、色名としての「黄」は「赤」の範疇(はんちゅう)でした。万葉集では「もみぢ」 のほとんどに「黄葉」の字が当てられています。

『素秋(そしゅう)』/白色
古代中国より受け継がれる自然哲学思想に五行説という考えがあります。 素秋の『素』は白の意味を持ち、その五行説において白は、秋にあたることを意味することから、秋を歌う句には、秋の季語として使用されます。

『鵙(もず)の声』/灰茶色
紅葉を終え、枯木のようになっていく木々たち。その枝に止まり、秋から冬にかけて「キィーキィー」という高鳴きをする鵙。この威嚇の声が秋の澄んだ大気とともに、冬に移り変わる季節を感じさせてくれます。

盃
平成27年7月〜9月

夏言葉/夏色

『夏の便り』/褐色 畳や縁側に座り、夏のおとずれを知らせる手紙をゆっくり読んだり、書いたりすることは、日本の残したい伝統的光景です。夏の便りには、相手とのさりげなく温もりのある交流が感じられます。

『夏の空』/濃藍色
青い空に白い入道雲…夏を象徴する景色ですが、夜になり、暗くなった夏の夜空いっぱいに打ち上げられた繊細で煌びやかな花火も、夏の代名詞のひとつです。

『とうろう流し』/生成色
小さなとうろうに火を点じて海や河川に流す伝統行事。透過光に優しく輝く生成色の和紙によって、人の心を穏やかにし、ゆっくりとした時間を感じる事ができるでしょう。

『蝉しぐれ』/白竹の色
時雨の降る音にたとえて、たくさんの蝉の賑やかな鳴き声を蝉しぐれといいます。この声を聴くと、夏休み中の子どもたちの元気な声も聞こえてきそうです。

『風涼し』/虹の色
音色で涼しさを演出する風鈴。風鈴が涼しげな美しい音色を生み出すのは、その風に当たるとちょうど涼しく感じる程度のそよ風です。特に夏は暑い午後に吹き、風鈴が鳴る「風涼し」は暑さの緩和の一助となります。

平成27年4月〜6月

春言葉/春色

『 花 咲 く 春 』/桜の色
 春は花の季節。暖かさの到来とともに、百花繚乱(ひゃっかりょうらん)、花々は咲き乱れます。
 「花畑」「花園」「花壇」など咲き誇る様を表す言葉も多く、また桜に関しても「花見」「満開」「桜吹雪」「桜前線」と、現代生活にも深く根付いて使われています。

『 山 笑 う 』/もえぎの色
 春の山は冬の鎮まった印象から一変し、木々は芽吹き、草は萌え出し、瑞々しい命で満たされます。
 「山笑う」とは、春の山のおおらかで明るい感じを表現した春の季語です。

『 春 を 奏 で る 』/若緑の色
 春の穏やかさを感じさせる代表曲が宮城道雄作「春の海」。
 “こと”で弾かれるその音色と旋律が作り出す世界は、まさに、“春を奏でる”という言葉がふさわしいです。

『 甘 い 春 』/餡子の色
 ハレの日が多い春には、「桜餅」「鶯餅(うぐいすもち)」「蓬餅(よもぎもち)」「苺大福」「ひなあられ」「花見団子」「引千切(ひちぎり)」など、所縁の和菓子が多く、日本ならではの甘味の季節にもなっています。

『 風 光 る 』/鯉のぼりの色
 5月は心地よい風を感じる季節でもあります。花や緑の香りに満ちた風が、陽光降り注ぐ五月晴れの空の中を、鯉のぼりをはためかす。
 それはまさに“風光る”日本の伝統的な光景です。

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